射出成形ネジ抜き機

ネジ抜き機の設置の概要

ネジ抜き機の設置方法について説明します。

1.モータの設置

金型とモータは、スプロケットとチェーンで連結してください。

その際、スプロケットは1:1の比のものを設置してください。

2.制御機とモータの接続

付属のパワーケーブルと通信ケーブルで接続します。

制御機は設定が完了したら、自由に移動ができます。

3.成形機との接続

成形機との間はスタート信号、回転完了信号の2つを接続します。

成形機はネジ抜き機から回転完了の信号が出ていることを確認して、型開きのタイミングでスタートを掛けます。

2つのセンサー

ネジ抜き機のサーボモータには、位置決めセンサーと、位置決めが正しく行われたかを判定する判定センサーが搭載されています。

位置決め運転とは?

位置決め運転とは、送り運転中のモータや材料の動きをセンサーで検知し、それを割り込み信号として、検知した位置から一定の距離を運転したのち、停止させる動作をいいます。

ネジ抜き機の場合、位置決め用ドグが位置決めセンサーを最初に通過するときをトリガーに、デジタル・スイッチで設定した回転数と角度でモータを停止させ、位置決めを行います。

データガード

誤ってデジタルスイッチに触れ、データを変えてしまったりという、誤操作からデジタルスイッチを守ります!

5mm厚のアクリル素材で、四隅に磁石を取り付けておりますので、ネジ抜き機の制御機のデジタルスイッチ上に合わせて置くだけで簡単に装着できます。